盗難?文革時の被害?仏像の頭部が紛失、管理側「義和団事件の際に破損」―北京市頤和園

Record China    2013年7月29日(月) 12時10分

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28日、中国・北京市の頤和園にある壁に彫られた仏像の頭部が紛失し、盗難にあったのではと憶測が広まった件について、同園は「義和団事件の際に破損し、頭部は後から付けられたもので、落ちることがある」と表明した。

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2013年7月28日、中国・北京市の頤和園にある壁に彫られた仏像の頭部が紛失し、盗難にあったのではと憶測が広まった件について、同園は「義和団事件の際に破損し、頭部は後から付けられた。かみ合わせの問題で頭部が落ちることがある」と表明した。北京晨報が伝えた。

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同仏像は、ネットユーザーが破損しているのを見つけ、ネットに書き込んだ。その書き込みに注目が集まり、「盗難に遭った」とのコメントが相次ぎ、中には「文化大革命時に壊された」と書き込む者も。さらに、「頤和園と公安は文化遺産をしっかり管理すべきだ」と意見を述べる人もいた。

これに対し頤和園側は、「仏像は1900年の八国連軍(義和団事件)に攻め立てられた際、瑠璃が装飾された多くの頭部が持ちさられた。1982年と2006年に大規模な修復作業を行ったが、元の胴体の年代が古いこともあり、新しい頭部とはかみ合わせが良くなく、頭部が落ちることがある」と説明し、「同園管理部門は、同仏像を重点的な管理対象に指定しており、定期的に修復を行っている」と述べた。(翻訳・編集/内山

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