Record China 2019年10月8日(火) 19時50分
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7日、韓国・東亜日報によると、チョ・グク法相をめぐる論争が国民の対立を呼んでいることに関連し、文在寅大統領が「政治的事案について、国民の意見が分かれるのはあり得ること。これを国論分裂だとは思わない」と述べた。写真はチョ法相の辞任を求めるソウルのデモ。
2019年10月7日、韓国・東亜日報によると、チョ・グク法相をめぐる論争が国民の対立を呼んでいることに関連し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「政治的事案について、国民の意見が分かれるのはあり得ること。これを国論分裂だとは思わない」と述べた。
記事によると、文大統領は同日の首席秘書官・補佐官会議で「国民のさまざまな声を重い心で聞いている」とし、このように発言した。また「代議政治が十分に民意を反映できていないと考えた時、国民が直接、意思表示をすることは、代議民主主義を補完する直接民主主義の行為として肯定的な面もある」「そうした面で、自分の大切な時間と費用を投じ、声を送ってくださった国民に感謝している」とも述べたという。
さらに「政治的な意見の違いや活発な討論のレベルを超えた深い対立に陥ること、政治がそこに埋没することは、決して望ましくない」とも強調。「多くの国民が意見を表現し、社会全体が傾聴する時間も持っただけに、今後は問題を順序立てて解決していけるよう、知恵を集めてほしい」と呼び掛けたという。
文大統領のこの発言を受け、韓国のネットユーザーからは「国民の願いは、チョ・グクなき検察改革だ」「分裂の主導者。もうあなたの言葉は信じられない」「これが国論分裂ではないと思うなんてどうかしている」「大統領1人がそう思ってるからって、現実は変わらない。分からないのか、分かっていて無視しているのか」「実に便利な状況認識だね。自分が生んだ対立なのだから、そう言うしかないんだろうけど」「国民は検察改革をそんなに熱望しているんだろうか?確かなのは、罪を犯したら監獄へ行くということだけだ。チョ・グクでも、誰でもね」など非難する声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)
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