2013年7月31日、米メディアによると、ある上海出身の教授が、サンフランシスコ国際空港で起きたアシアナ機着陸失敗事故で負傷したとして、アシアナ航空を相手取り500万ドル（約5億円）の損害賠償を求める訴えを米国で起こした。8月2日付で中国日報（電子版）が伝えた。

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この教授は謝正恒（シエ・ジョンヘン）という名前で、7月6日に発生したアシアナ機着陸失敗事故で脊椎を損傷し、現在もギブスをつけた状態だという。

謝教授の弁護士は、「現在スタンフォード大学の医療センターで治療中だ。上海在住で、カナダの公民権を有しているが、航空券は彼の息子がカリフォルニアで購入しているため、米国でアシアナ航空を訴えることが可能だ」としている。

事故当時、謝教授は飛行機の中ほどの席に座っており、カリフォルニアに住む息子や家族に会いに行くところだった。

アシアナ航空は、今回の着陸失敗事故に関する訴訟についてはコメントしないとしている。（翻訳・編集/北田）