2013年8月2日、台湾メディア・中時電子報は記事「人民解放軍のネットゲーム、全国民に尖閣防衛を呼び掛け」を掲載した。

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8月1日は中国本土の建軍節。この日、中国初の軍事訓練用ゲーム「栄光なる使命」のオンライン版が公開された。同ゲームは一人の兵士の視点からさまざまなミッションをこなす、いわゆるFPS（ファースト・パーソン・シューティングゲーム）と呼ばれるジャンルだ。

軍事訓練用ゲームと銘打っているが、実際には一般ユーザーが遊ぶことも可能となっている。2011年に中国人民解放軍南京軍区と民間ゲーム企業が共同開発し、このたびネット対戦が可能な新バージョンが公開された。

今回のバージョンでは尖閣諸島に空母で赴き侵略者を撃破するというミッションも加えられている。7月30日に開発サイドによる記者会見が開かれたが、「全国民の入隊を呼び掛け、ともに外敵を防ぐ」「100万の大軍が君の参戦を待つ、目標は尖閣諸島」がスローガンだという。（翻訳・編集/KT）