台湾の女優リン・チーリンと結婚したEXILEのAKIRAが10日、台湾高雄市でのイベントに出席し、リン・チーリンについて語った。ETtodayなど複数の台湾メディアが同日付で伝えた。

高雄映画祭に出席するため台湾を訪れているAKIRAは、出席した関連のイベントに登場すると、「大家好（皆さんこんにちは）」などと流ちょうな中国語であいさつ。途中で言葉に詰まると、照れ笑いを浮かべながら日本語も織り交ぜて言葉をつないだ。

高雄については、「ずっと来るチャンスがなくて、来てみて初めて港町だと分かりました。台北と高雄は東京と大阪のような感じだと思います」と語った。現地のおすすめのグルメを司会者に尋ね、返ってきた「海鮮」との答えに「普通ですね」とツッコみ、会場を沸かせる場面もあったという。

AKIRAは同映画祭で上映される短編映画「Beautiful」で主演を務めている。ラブストーリーだという同作について、司会者から遠回しに家族観を問われると「僕とチーリンのことですか？」と反応。「この作品をちょうど撮影して公開するタイミングで結婚したんですけど、何か縁を感じます」「身の回りのささいなことに気を配らないといけないと。夫婦の間でも、互いに支え合い、成長し合うことは大事。この役を演じて、気持ちの部分で成長したと思います」などと語ったという。

司会者から、作中で花の手入れを細やかにしていることについて聞かれると、「あの花はチーリンのように見えましたけど」と回答。その直後に、「そういう答えを欲しがってるのかなと」と笑顔で話し、台湾メディアは「非常にユーモラスだ」と伝えている。AKIRAは12日まで高雄に滞在するという。（翻訳・編集/北田）