宮崎駿監督の「風立ちぬ」、日本に歴史への反省促す=「安部改憲姿勢」を批判―日本華字紙

Record China    2013年8月8日(木) 8時0分

拡大

7日、日本の華字紙・中文導報は「宮崎駿監督の新作が日本に歴史への反省を促す」と題する記事を掲載した。

(1 / 3 枚)

2013年8月7日、日本の華字紙・中文導報は「宮崎駿監督の新作が日本に歴史への反省を促す」と題する記事を掲載した。中国新聞社(電子版)が伝えた。以下はその概要。

その他の写真

宮崎駿監督の新作アニメーション「風立ちぬ」がヒットしているが、テーマである民族主義と戦争リスクへの警告が批判を呼んでいる。同作は先月日本で公開され、ベネチア国際映画祭への出品も決まっている。第二次世界大戦当時、戦闘機「零戦」を設計した堀越二郎の物語。72歳になる宮崎監督が、歴史上の実在する人物を取り上げたのは初めてだ。

評論家の間では、この作品が日本が今後進むであろう方向を暗示しているとの見方も出ている。宮崎監督は先月発表した文章で、安倍晋三首相の改憲姿勢を厳しく批判した。評論家の1人は「映画で描かれた時代と現代は似ている」と指摘する。大震災後の経済衰退、民族主義の台頭が共通するからだ。同評論家は「地震後に日本は混乱に陥り、戦争に向かい始めた。景気が悪くなり、民族主義に走った」としている。(翻訳・編集/AA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携