岡田武史氏「帰化は悪いことではない」=中国ネット「問題なのはフィリピンにも勝てないこと」

Record China    2019年10月23日(水) 18時0分

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22日、サッカー元日本代表監督で、中国の杭州緑城(現・浙江緑城)の監督経験もある岡田武史氏がこのほど中国を訪れ、「中国サッカーの帰化問題」について自身の考えを語ったことが注目を集めている。写真はエウケソン。

2019年10月22日、中国のスポーツメディアの網易体育によると、サッカー元日本代表監督で、中国の杭州緑城(現・浙江緑城)の監督経験もある岡田武史氏がこのほど中国を訪れ、「中国サッカーの帰化問題」について自身の考えを語った。

中国スーパーリーグの広州恒大に所属するブラジル出身FWエウケソンは、9月10日に行われた2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選グループA第2節のモルディブ戦で、中国帰化選手として代表デビューを果たし、2ゴールを叩き出した。

記事によると、北京市を本拠地とする八喜足球倶楽部との協力プロジェクトの一環で訪中した岡田氏は、「帰化問題」について、「サッカー強国になるめためにまず必要なのが、代表チームの強化だ。中国はエウケソンなどを帰化させているが、これは悪いことではない。彼の代表でのパフォーマンスにとても期待している」などと語ったという。

だが中国代表は、10月15日に行われたアジア2次予選グループAの第4節、アウェーでのフィリピン戦で0-0のスコアレスドローに終わったこともあり、記事のコメント欄には「問題なのは、帰化選手を起用してもフィリピンにさえ勝てないこと」「絶望しかない」「海外組が多数を占める日本代表とは違い、中国は帰化に頼るしかない」などの声が書き込まれていた。(翻訳・編集/柳川)

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