Record China 2019年10月24日(木) 12時40分
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23日、海外網は、天皇陛下の即位行事に合わせて訪日した韓国の李洛淵首相が、日本滞在中に日本の各界関係者と立て続けに面会して日韓関係改善に向けたシグナルを発したことを報じた。写真は韓国国務総理秘書室FBより。
2019年10月23日、海外網は、天皇陛下の即位行事に合わせて訪日した韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相が、日本滞在中に日本の各界関係者と立て続けに面会して日韓関係改善に向けたシグナルを発したことを報じた。
李首相は22日午後に天皇陛下の即位礼正殿の儀、夜には饗宴の儀にそれぞれ出席。天皇陛下と言葉を交わしたほか、安倍晋三首相とも握手を交わし、短い時間ではあったが良好なムードの中で交流した。
23日には日韓議員連盟の幹部と会談し、日韓関係改善の意向を明らかにした。さらに、慶応義塾大学法学部の学生約20人とも面会し「現在両国が直面している問題はいずれも過去の問題。われわれが問題を十分に解決し、対話をさらに促進することを望む」と語った。
李首相はまた「7月より日本を訪れる韓国人観光客が急激に減少しているが、周知のとおりこれも日韓対立によるものだ」とした上で、政治と経済は切り離したうえで解決しなければならないとの考えを示した。
記事は、23日朝にホテルで取材を受けた李首相が、24日の安倍首相との会談について「両国の問題は短い対話で解決できるものではなく、会談で細かい問題にまで触れることはないだろう」との見方を示すとともに、会談した際に文在寅(ムン・ジェイン)大統領の親書を安倍首相に渡すと表明したことを伝えている。(翻訳・編集/川尻)
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