ドイツ前外相、中国の情報機関から数億円で北朝鮮やアフガニスタンの情報を入手―独メディア

Record China    2013年8月12日(月) 20時10分

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11日、ゲアハルト・シュレーダー内閣時代に連邦首相府長官を務めたフランク=ヴァルター・シュタインマイアー前外相が、かつて中国の情報機関から北朝鮮やアフガニスタンなどの情報を数億円で入手していたことが明らかとなった。資料写真。

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2013年8月11日、ゲアハルト・シュレーダー内閣時代に連邦首相府長官を務めたフランク=ヴァルター・シュタインマイアー前外相が、かつて中国の情報機関から北朝鮮アフガニスタンなどの情報を数百万ユーロ(数億円)で入手していたことが明らかとなった。独週刊誌・フォークスの報道をもとに12日付で環球時報が伝えた。

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当時、シュタインマイアー氏は各情報部門の調整を行う責任者だった。同誌がベルリンの政府筋から得た情報によると、ドイツ連邦情報局はかつて中国の情報部門と協力関係にあり、アフガニスタンと中国東北部の国境地帯に2カ所のモニターを設置してアフガニスタンやパキスタンのテロ組織、北朝鮮のミサイルプロジェクトの情報を入手していた。これにより、ドイツから中国に数百万ユーロが支払われたという。

さらに、同誌が取材した政府高官の話によると、同氏は2002年4月と2004年4月にベルリンの連邦首相府で中国の安全機関の高官と会見し、情報安全問題について協議したとされる。シュタインマイアー氏が中国の情報機関と協力していたという話題は、ただちにメルケル首相率いるドイツキリスト教民主同盟や自由民主党、左翼党からの厳しい批判にさらされた。この報道に対し、同氏はこれまでのところ一切の発言を拒否している。(翻訳・編集/碧海)

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