大連で11歳の女児が13歳の中学生に殺害される―中国

Record China    2019年10月28日(月) 15時50分

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25日、新京報は、大連市で11歳の少女が13歳の中学生に殺害される事件が発生したと伝えた。資料写真。

2019年10月25日、新京報によると、大連市で11歳の女児が13歳の中学生に殺害される事件が発生した。

記事によると、20日午後、大連市に住む11歳の女児は自宅から徒歩15分ほどのところにある絵画教室に出かけた。午後3時には終わって帰宅するはずだったが、同3時50分になっても帰宅しなかったため家族が探し始め、母親は近くの派出所へ通報。そして、当日の午後7時ごろ、父親が自宅から徒歩2~3分の緑化帯の中で遺体を発見した。

女児の叔父は、「警察の調べで、容疑者として近くに住む男子中学生が浮上した。検死の結果、遺体には7カ所の刺し傷があり、出血多量で死亡したことが分かった」と話した。

その後、24日夜になり、大連市公安局は「事件当日の午後11時ごろに容疑者の少年を確保した」と発表。少年は殺害について認める供述をしているという。

しかし記事は、刑法第17条第2項の規定により、加害者は14歳未満であるため法で定める刑事責任年齢に達しておらず、「刑事責任を追及されることはない」と指摘。同時に刑法第17条第4項の規定に基づき、上級公安機関の許可を得て24日に少年を収容教育したと伝えた。

また、記者の取材によると、事件が起きた現場近くでは少なくとも3人の若い女性が容疑者の少年に後をつけられるなどの行為を受けていたことが分かったという。そのうちの1人は、マンションに入った時に足音が聞こえたため振り返ると少年がおり、この時少年は女性の肩を軽くたたいて去って行ったという。また別の時には、やはり同じ少年から「お姉さん美人だね。恐がらないで」と言われたことがあるという。(翻訳・編集/山中)

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