文化大革命の当事者、今も後悔の念消えず―中国

Record China    2013年8月15日(木) 11時10分

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12日、中国の文化大革命で母を告発した男性が、40数年たった今も後悔の念にかられている。

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2013年8月12日、仏AFP通信によると、中国の文化大革命で母を告発した男性が、40数年たった今も後悔の念にかられている。参考消息(電子版)が伝えた。

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男性は張紅兵(ジャン・ホンピン)さん。文化大革命中の1970年、「母が毛沢東主席を批判している」と当局に告発した。これを受けて軍の代表が自宅を訪れ、母親を殴って連れ去ったという。母親は2カ月後に銃殺刑となった。その後、張さんは「自分を永遠に許せない。当時は誰もがプレッシャーにさらされていて、逃げたくても逃げられなかった」と後悔している。

また、湖南省に住む温慶福(ウェン・チンフー)さんは、今年6月に文章を発表。当時恩師一家を告発したことを謝罪した。恩師の子供とはよく一緒に遊ぶ仲だったという。温さんは「今謝らなければもう機会がないと思った」と話している。さらに、山東省の男性も当時迫害した人々の名前を挙げて謝罪。「当時は若くて無知で、善悪の区別がつかなかった」と振り返っている。(翻訳・編集/AA)

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