Record China 2019年11月1日(金) 15時0分
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29日、中国のサッカーメディアの「中国足球報道」は、欧州の二流リーグとされるオランダとベルギーが、日本サッカー界の「金の卵」たちをかえす「ふ化器」になっているとする記事を掲載した。写真はPSVアイントホーフェンのホームスタジアム。
2019年10月29日、中国のサッカーメディアの「中国足球報道」は、欧州の二流リーグとされるオランダとベルギーが、日本サッカー界の「金の卵」たちをかえす「ふ化器」になっているとする記事を掲載した。
記事はまず、「2019年夏のマーケットで、計8人もの日本人選手がオランダとベルギーのクラブに移籍した。これにより、両国の1部所属クラブに在籍する日本人選手はすでに15人を超えるまでになっている」と指摘した。
その上で、その代表例として、今年2月に柏レイソルからベルギー1部のゲンクに移籍した日本代表MF伊東純也(26)を紹介。「驚異的なきスピードを誇るこのウインガーはもともと、日本代表に選ばれるかどうかの境界線にいる選手だった。だが、伊東は、ゲンクの今季公式戦16試合すべてに先発出場し、リーグ戦11試合で5アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージでもここまでの3節全てに出場し、市場価値はゲンク移籍時の180万ユーロから405万ユーロまで跳ね上がっている」などと伝えた。
記事はまた、ガンバ大阪からオランダ1部のフローニンゲン、そして同1部の強豪PSVアイントホーフェンへとステップアップを続ける日本代表MF堂安律(21)、ベルギー1部のオイペンに所属するFW豊川雄太(25)、ベルギー1部シントトロイデンからイタリア1部ボローニャへ完全移籍した日本代表DF冨安健洋(20)などの活躍についても紹介した。
この記事に関連し、「なぜ中国の選手はオランダやベルギーに移籍しないのか」について、中国のSNS上では「相手のあること。行きたくても行けない」「実力不足。ただそれだけ」「オランダやベルギーで活躍できるほどの有望な若手が中国にいったい何人いる?」「日本人選手は純粋にサッカーが好き。中国人選手にとってサッカーは金もうけのツール」などの声が上がっていた。(翻訳・編集/柳川)
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