中国人の肥満率が増加、若い男性や中年女性で顕著=英紙

Record China    2013年8月18日(日) 23時59分

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17日、中国の経済発展に伴い、就労時間が長くなったことやファーストフードチェーン店が増加したこと、さらには運動不足などにより、中国人の肥満が増えてきた。写真は中国のサラリーマン。

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2013年8月17日、中国の経済発展に伴い、就労時間が長くなったことやファーストフードチェーン店が増加したこと、さらには運動不足などにより、中国人の肥満が増えてきた。9日の英インデペンデント紙の報道を参考消息網が伝えた。

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成人4万3000人以上を対象に行ったある全国調査によると、20〜39歳までのグループでは11%を超える人が肥満であり、10年の調査より2%増加した。このグループの体重は平均1.92キロ増加しており、40〜59歳のグループや、60歳以上のグループの平均増加値よりも高かった。若い世代の半数以上の人が、仕事や勉強などで忙しい生活を送っており、体を鍛える時間がないという。

もともと中国の伝統的な食事はバランスが取れており、肉と野菜、炭水化物が全て含まれ、食後には果物をデザートとしている。しかし、マクドナルドやピザハット、ケンタッキーフライドチキンなどが中国各地に登場してから、肥満の人を見かけることが以前より多くなったのは疑いの余地がない。

また「小皇帝」と呼ばれる、一人っ子政策のために両親から甘やかされた子供たちがお菓子やファーストフードを過度に摂取することも肥満原因の一つと同紙は分析している。

国家体育総局が10の省や市に対して調査したところ、20〜69歳の34.4%が肥満と言うことがわかった。特に都市の若い男性や中年の女性に多く、急速に経済発展する国の典型的な現象だという。(翻訳・編集/中原)

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