チャン・イーモウ監督の隠し子騒動、“一人っ子政策”違反は立ち消えに?―中国

Record China    2013年8月21日(水) 0時30分

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19日、中国を代表する映画監督チャン・イーモウ氏の隠し子騒動が報道されてから3カ月が経ち、関係当局の調査が進展していないことが明らかになった。写真はチャン・イーモウ監督。

2013年8月19日、中国を代表する映画監督チャン・イーモウ(張芸謀)氏の隠し子騒動が報道されてから3カ月が経ち、関係当局の調査が進展していないことが明らかになった。人民網が伝えた。

国際的にも名の知れたチャン監督に、“少なくとも7人の子持ち”と隠し子説が浮上したのは今年5月のこと。中国で実施されている「一人っ子政策」違反ではないか?と世間の関心を集め、これによって発生する罰金は1億6000万元(約26億円)にのぼると言われた。この報道にともない、監督が暮らす豪邸があるとされる江蘇省無錫市では人口・計画生育委員会が調査を始めた。しかし、人民網が同委員会に問い合わせをしたところ、3カ月を経ても何の進展もないことが明らかになった。

監督の現夫人とされる女性の本籍地・無錫市浜湖区の計画生育局でも調査を進めているが、女性が区内に居住しているわけではなく、調べは難航している。いずれも「結果が判明してから報道するように」とメディア側に伝えており、新たな情報は得られていない様子。このまま立ち消えになる可能性も指摘される。

チャン監督自身は一連の報道されだした今年5月、インタビューに対して「7人の子供なんて、どこから湧いてきたんだ?」と語り、隠し子の存在を否定している。(翻訳・編集/Mathilda

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