Record China 2013年8月20日(火) 15時50分
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20日、中国メディアは、近年、赤字が続く日本の電子産業について、その衰退を指摘するのは時期尚早であると伝えた。これに対し、中国版ツイッターでは「衰退しているのは確かだ」や「日本企業にもチャンスはまだまだある」など、賛否両論が寄せられた。資料写真。
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2013年8月20日、中国メディアは、近年、赤字が続くソニーやパナソニック、シャープなどの日本の電子産業について、その衰退を指摘する報道もなされているが、これらの企業は日本電子産業の一部であり、衰退を語るのは時期尚早であると伝えた。
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記事では、現在、大きく市場を占める韓国のサムスン電子や米国のアップル社も、その成長の過程で日本の部品や技術に頼っていたと指摘。日本には大手メーカーだけでなく、多くの一流技術や経験を持った部品メーカーがあり、今後、日本の電子産業が復活する可能性は十分あるとした。
このニュースは中国でも関心を集め、中国版ツイッターと呼ばれる簡易投稿サイトには、「衰退しているのは確かだ」や「日本企業にもチャンスはまだまだある。アップルやサムスンは停滞を始めている」など、記事の内容に賛否両論が寄せられた。以下は寄せられた意見の一部。
「衰退しているのは確かだ。その上、衰退は加速している」
「(記事の内容は)大げさだ。実際のところ、日本が市場を独占できるものは本当に少なくなった」
「OEM生産はとっくにかつてのODM生産に取って代わっている。高いコストを払って自らすべてを行おうとしたことが、日本企業が衰退した理由だ」
「結局のところ、保守的なやり方と現状維持の考え方が、製品開発と市場開拓に影響を与えたのだ!技術があるからといって、理想的な市場の反応が得られるとは限らない」
「少し大げさだが、日本の電子部品は確かに丈夫だ」
「その通り。もし日本で大きな災害が発生したら、世界の電子産業に甚大な影響を与える」
「ソニーから流出した人材の多くがサムスンに流れた。サムスンの技術は日本企業から持ってきたものだといえる」
「日本は、高い技術と世界に名高いブランドを有している。中国は、今のところハイアールとレノボしかブランドと呼べないが、これらも日本の技術を吸収している」
「ソニーやシャープ、パナソニックにもチャンスはまだまだある。パナソニックはすでにモデルチェンジに成功したし、ソニーには世界最大規模の映画会社やレコード会社があり、コンテンツも豊富だ。アップルやサムスンの事業は停滞を始めている」(翻訳・編集/北田)
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