2013年8月20日、新華社によると、第1回全国地理国勢調査テレビ電話会議が、今月19日に北京で開かれた。中国共産党中央政治局常務委員、中国国務院副総理、第1回全国地理国勢調査指導グループ長の張高麗（ジャン・ガオリー）氏が会議に出席し、談話を発表した。張氏は、「地理国勢調査を実施し、地理国勢の実態を明らかにし、地理空間における、資源・生態・環境・人口・経済・社会など各要素の相互作用・相互影響の内在的関係を科学的に明らかにし、資源環境の許容能力と発展の潜在力を正確に把握、科学的に分析し、各種リスク・課題に効果的に対応する。これは各級党委員会政府の管理・決定水準の向上、経済・社会の発展の重大戦略の科学的な制定、長期的な計画およびマクロ政策にとって重要な意義がある」と語った。

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◆地理国勢調査、何を調べるのか？

・地理国勢：主に地表の自然・人文地理要素の空間分布と特徴、およびその相互関係を指し、基本的国勢の重要な構成部分である。

・調査期間：2013年から2015年。

・調査対象：陸地の国土範囲内の地表における、自然・人文地理要素。

・調査内容：（1）自然地理要素の基本状況。これには地形・植物・水域・砂漠・裸地などの類別・位置・範囲・面積などが含まれ、その空間分布状況を把握する。（2）人文地理要素の基本状況。これには人類活動と密接に関連する交通網・居住地・設備・地理単元などの類別・位置・範囲などが含まれ、その空間分布の現状を把握する。

・調査の意義：全国地理国勢調査を実施し、権威ある、客観的かつ正確な地理国勢情報を系統的に把握する。これは国家発展戦略の制定と実施、国土空間開発構造および各種資源配置の計画と改善の重要な根拠であり、生態環境の保護の推進、資源節約型の環境にやさしい社会を建設する重要な支柱であり、防災事業および緊急保障サービスを徹底する重要な保障であり、また関連業界が調査・統計を実施するための重要なデータの基礎でもある。（提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤）