2013年8月21日、中国・湖北省武漢市で、乗り遅れそうな仲間のためにドアをふさいで列車の発車を遅らせた男が、10日間の行政拘留に処せられた。武漢晩報が伝えた。

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武漢鉄道警察によると、拘留されたのは江西省九江市永修県出身の男で、高速鉄道で故郷へ帰る予定だった。仲間の1人が発車時刻になっても到着しなかったため、男は列車のドアをふさいで列車が発車できないようにし、仲間を待つことにした。乗務員や列車の責任者がやめるよう説得したが応じなかったため、乗務中の警官に通報。男は警官に連行された。およそ5分にわたって続いた男の行為により、列車は予定時刻に発車できなくなった。結局、その他の路線との調整が必要になり、定時より21分遅れで発車した。

「治安管理処罰法」第23条の関連規定により、自動車や船舶、航空機およびその他の交通機関を非法に妨害したり、無理やり乗ろうとしたり、車体の壁によじ登ったりして、交通機関の正常な運行に影響を及ぼす行為をした者は、警告または200元以下の罰金、悪質なケースについては5日以上10日以下の拘留に処せられた上、500元以下の罰金が科せられる。(翻訳・編集/碧海)