<尖閣問題>シンガポール首相「中国の処理の仕方、各国に影響与える」―台湾メディア

Record China    2013年8月22日(木) 10時40分

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21日、尖閣諸島の領有権問題について、シンガポールのリー・シェンロン首相は「中国が領土紛争をどう処理するかが、各国の中国に対する見方に影響を与える。中国は自制をもって初めて、他国の懸念を解消できる」と述べた。写真はリー・シェンロン首相。

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2013年8月21日、台湾中央通訊社によると、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権問題について、シンガポールのリー・シェンロン首相は「中国が領土紛争をどう処理するかが、各国の中国に対する見方に影響を与える。中国は自制をもって初めて、他国の懸念を解消できる」と述べた。環球網が伝えた。

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リー首相は日本でこのほど行われた国際フォーラムの席上で発言した。シンガポールメディアによると、リー首相は日本が東シナ海、東南アジア諸国が南シナ海で、それぞれ中国と領有権をめぐり対立していると指摘。リー首相は「尖閣諸島や南シナ海では何かしら得られるだろうが、国際的な名誉、地位を失う恐れもあり、十分考慮して問題に対応しなければならない」と述べた。

さらに、中国の台頭に対する各国の憂慮について、リー首相は「米中関係の複雑化、東南アジア諸国が領土紛争を抱える現状では、誤った判断が下される恐れがある。国際関係を対抗意識でみるべきではない」と語った。(翻訳・編集/AA)

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