日中関係、注目すべきは“草の根交流”、 友好は「みんなの願い」―中国メディア

Record China    2013年8月22日(木) 21時20分

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22日、国際社会において、日本と中国は領土問題が原因で、互いに憎みあっていると認識されている。一方で、日中関係において、民間交流はあまり注目されていない。写真は横浜中華街。

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2013年8月22日、国際社会において、日本と中国は領土問題が原因で、互いに憎みあっていると認識されている。2012年の9月には中国で大規模な反日デモが起き、日本の安倍首相も中国の脅威論を重ねて主張している。一方で、日中関係において、民間交流はあまり注目されていない。中国の英字新聞・チャイナデイリーが伝えた。

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現在日本に住む中国人は70万人に達し、1990年の15万人から急速に増加した。さらに、日本で働く中国人研修生も10万人に達するなど、注目されないところで両国は交流を続けている。

茨城県で中国人研修生を受け入れている農家の男性は、「彼らの故郷にも日本人を恨む人はいるだろう。それでも、彼らが故郷に帰った時に、友人や家族に日本人の本当の姿を伝えてほしい。これは小さな文化交流だが、非常に重要だ」と語っている。

さらに、留学で日本を訪れ、そのまま日本人と結婚した中国人女性は、「日本のことが好きな中国人は大勢いる。日本はとても安全で、空気も水も良い」と語り、日中関係の悪化は彼女の生活にさほど影響はしていないという。そして、「中国と日本が友人になれることを願っている。一番良いのは平和的に共存すること」と話した。

日中の友好は在日中国人のみならず、日本人や中国に住む中国人の多くが望んでいることだ。国同士のやり取りに比べ民間交流は注目されることは少ないが、草の根から一歩ずつ交流を深めることは、両国の友好関係にとって非常に大きな役割を担っていることは間違いない。(翻訳・編集/内山

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