大学入試目前の韓国、あちこちで受験生のための“特別体制”―中国メディア

RecordChina    2019年11月13日(水) 10時0分

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日本のセンター試験に相当する「大学修学能力試験(修能)」が14日に韓国で行われる。中国メディア・海外網は12日付の記事で、受験戦争がし烈な韓国で試験の時期に見られる特別な配慮や対応について紹介した。資料写真。

日本のセンター試験に相当する「大学修学能力試験(修能)」が14日に韓国で行われる。中国メディア・海外網は12日付の記事で、受験戦争がし烈な韓国で試験の時期に見られる特別な配慮や対応について紹介した。

記事はまず、試験当日の英語のリスニング試験中は国内の全ての空港における飛行機の離着陸が禁止されることを紹介。「今年は午後1時5分~40分の35分間の離着陸がストップする。この時間帯に飛行している機体は航空管制の対象となり、高度3000メートル以上に留まらなければならない」「当日は国際線40便と国内線118便がフライト時間を調整する見込みだ」などと説明した。

次に、試験当日の朝の様子の違いに言及。「韓国で『修能』は人生を左右するイベントと考えられており、その緊迫感は中国の大学入学試験にも引けを取らない。そのため当日は国民が一致団結する姿が見られる。多くの政府機構や企業は通勤時間を遅らせるほか、株式取引も通常より遅く始まる」と説明した。このほか、韓国では「修能」当日の朝に遅刻しそうな受験生がいれば、パトカーが出動して試験会場まで送り届けたりすることも有名だ。

続いて、記事は試験問題の厳重な管理状況について紹介。記事によると、今年は計54万8764人の受験生が1185カ所の試験場で「修能」を受験するが、前日から当日にかけての試験問題の配達には400人のスタッフが投入される。また、試験問題や受験生の無事を確保するために、今年は合わせて9284人の警察官が任務にあたる予定だという。

最後に、記事は試験前に行われる“願掛け”について紹介。この数日間は韓国の多くの寺院が受験生のために特別行事を開いており、ソウルの奉恩寺(ポンウンサ)などには多くの受験生とその家族が参拝に訪れているという。(翻訳・編集/岩谷)

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