Record China 2019年11月16日(土) 9時20分
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中国で、1990年代後半~2000年生まれの“Z世代”に属する若者は、金の購入に関して上の世代とは異なった傾向を見せている。資料写真。
中国で、1990年代後半~2000年生まれの“Z世代(ポストミレニアル世代)”に属する若者は、金の購入に関して上の世代とは異なった傾向を見せている。12日に米ブルームバーグが報じ、13日に中国メディア・環球時報が伝えた。
ワールド・ゴールド・カウンシル(World Gold Council)が12日に発表した新たな消費者調査レポートによると、18~22歳の中国の若者の中で、今後12カ月以内に金製品の購入を予定している人の割合は全体の12%となった。“Y世代(ミレニアル世代)”や、39歳以上の世代の割合を大きく下回ったという。
記事は、「中国の“Z世代”は年配世代ほど金に対する執着がなく、それよりも高級品の購入にお金を使いたいのだろう」と指摘。「中国は金業界における最大の買い手であるため、若者の嗜好の変化は業界全体に警鐘を鳴らすことになるかもしれない」と分析した。
また、記事によると、中国に次ぐ金の買い手であるインドでは、金に対する嗜好(しこう)について、世代間の差は中国ほど大きくなかったという。
ワールド・ゴールド・カウンシルは、「若者は迅速にリターンを得ることを望む傾向があるため、暗号通貨などに投資してリスクを負うことをいとわない。しかし、全体として、彼らは長期にわたって富を維持する方法として金を信頼している。金は依然として、預金口座と生命保険に次ぐ3大投資項目の一つだ」と論じた。(翻訳・編集/岩谷)
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日本僑報社
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