人民網日本語版 2019年11月17日(日) 8時30分
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中国の火星探査任務が14日に初公開された。中国初の火星探査任務着陸機の空中浮揚・障害物回避実験が、河北省懐来県の地球外天体着陸総合実験場で行われた。
中国の火星探査任務が14日に初公開された。中国初の火星探査任務着陸機の空中浮揚・障害物回避実験が、河北省懐来県の地球外天体着陸総合実験場で行われた。人民網が伝えた。
同実験は火星重力環境下(火星の重力加速度は地球の約3分の1)の着陸機の空中浮揚、障害物回避、減速・着陸のプロセスを想定して、その設計の正確性について総合的な実証実験を行った。
火星探査は現在の世界最先端の科学技術革新活動で、安全な着陸はその任務の最も難しい課題の一つだ。中国初の火星探査任務は2020年内の実施を予定している。1度の打ち上げにより、火星の周回・着陸・巡回を実現し、火星の全面的かつ総合的な探査を行い、そして火星表面の重点エリアの詳細な巡回・調査を行うことが目標だ。
国家航天局の張克倹(ジャン・カージエン)局長は「中国は平等と互恵、平和的な利用、包括的発展を踏まえた上で、宇宙事業の国際交流と協力の強化、宇宙事業の発展の成果の共有をしていきたい。当局は各国の宇宙機関、宇宙科学研究実体及び海外宇宙科学愛好家と手を携え、今後の重大宇宙プロジェクトにおいて協力を強化し、共に宇宙事業の発展を推進する。人類運命共同体の構築、人類文明・社会の進歩を促進するよう、より多くの知恵と力を貢献していく」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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