「俳優は副業」のジェット・リー、発達障害の子供を助けるプロジェクト稼働―中国

Record China    2013年8月26日(月) 12時10分

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25日、中国のアクション俳優ジェット・リーが安徽省でチャリティーマラソン大会に出場し、今後のチャリティー活動の展望を語った。

2013年8月25日、中国のアクション俳優ジェット・リーが安徽省でチャリティーマラソン大会に出場し、今後のチャリティー活動の展望を語った。新浪網が伝えた。

近年は俳優業をセーブして慈善活動に忙しいジェット・リー。2007年に彼自身が設立したチャリティー団体「壹基金(One Foundation)」の運営に専念し、昨年は太極拳を世界に広めるため、大手電子商取引メーカーと手を組んで「太極禅国際文化発展有限公司」を設立した。2010年の映画「海洋天堂」にはわずか1元(約16円)のギャラで出演し、自閉症の青年の父親役を好演。これは自閉症を世間に認知させるための足がかりとして、出演を決めたものだった。

25日は壹基金主催のチャリティーマラソン大会「愛的毎壹歩•2013合肥慈善マラソン」に出場した。ジェットによると、2008年に自閉症の子供の支援団体と接触する機会があり、それ以来、発達障害に大きな関心を寄せているという。今回のマラソン大会の収益金も、安徽省内の自閉症の子供たちの学習補助として利用される予定だ。“明確さ”をモットーにしている壹基金では、今回の収益金額や使用明細も公式サイトで全て公開するとしている。

自閉症など数々の発達障害については、「もっと世間に認知されないとならない」と語っている。このため、壹基金は「海洋天堂」プロジェクトを新たに立ち上げ、子供たちをバックアップしていくことを決定した。現在のジェットにとって俳優業はあくまで「副業」であり、「チャリティーの余暇の楽しみ」と話している。(翻訳・編集/Mathilda

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