韓国系女性歌手、“経歴詐称”で米政府高官に上り詰める?―中国メディア

Record China    2019年11月18日(月) 22時20分

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16日、中国中央テレビは、米政府の要職に就いている韓国系女性歌手が、経歴を詐称していたことが米メディアの調査によって明らかになったと報じた。資料写真。

2019年11月16日、中国中央テレビは、米政府の要職に就いている韓国系女性歌手が、経歴を詐称していたことが米メディアの調査によって明らかになったと報じた。

記事によると、韓国メディアはこのほど「米国生まれの韓国系女性歌手が騒動を引き起こしている」と報道。「『タイム誌の表紙を飾った』『ハーバードのビジネススクールを卒業した』などと自称し、米国務省で高官に起用された彼女だったが、その輝かしい経歴はすべてでっち上げだった」と報じた。

1984年生まれのミナ・チャン氏は元歌手で、4月から米国務省紛争安定化指令室の次官補代理を務めている。米政府サイトのプロフィールには「ハーバード・ケネディ・スクールと米陸軍戦略大学を卒業。国際支援団体を運営」と書かれていた。

記事によると、米放送局MSNBCは先日、チャン氏が「タイム」の表紙を飾ったことがないばかりか、同スクールにはわずか7週間、米陸軍戦略大学に至ってはたった4日間の研修に通っただけだったことが調査により判明したと報じた。実際の学歴は、学位として承認されていないキリスト系スクールの卒業だったという。

そして、経歴を詐称していたチャン氏が米政府高官の地位を手に入れられた理由について、米メディアは「慈善機関によって自らをパッケージングし、米社交界に入り込むことに成功。そこでポンペオ国務長官の知り合いや軍関係者と知り合う機会を得た」としている。

一方で、「経歴詐称騒動が起きているにもかかわらず、現時点でチャン氏に対する調査や解任、異動といった動きは米政府内で見られず、国務省のサイトにも依然としてチャン氏の経歴が掲載されている」と報じた。(翻訳・編集/川尻

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