2013年8月29日、CBSi中国・PChomeによると、中国であるオンラインゲームがきっかけとなって韓国アイドルグループのファン同士による対立が深まっており、街中やネット上でファンがののしり合い、暴力事件にまで発展している。

【その他の写真】

対立のきっかけはMMORPGなどを提供しているパーフェクトワールド社の「TOUCH」というオンラインゲームで、その「イメージキャラクター」だという。「TOUCH」は3D技術を使ったダンスゲームで、ユーザーは主にアイドル好きの若い世代が中心。同社が「現在最も有名な韓国のグループをゲームのイメージキャラクターにする」と発表したが、具体名を挙げなかったことから、ファン同士で口論が起こった。

ネット上では「一番人気のあるグループが選ばれるはず」とされ、イメージキャラクターとして予想されているのはEXO（エクソ）やBEAST（ビースト）、SUPER JUNIOR（スーパージュニア）、少女時代の4グループ。熱狂的なファンたちは自らの推すアイドルグループのプライドをかけ、理性を失うほどの舌戦を繰り広げている。

そして先日は北京市内の駐車場で、EXOのファンとSUPER JUNIORのファンによる暴力沙汰にまで発展している。現場には殴られたEXOファンが流したとみられる血痕と血に染まったEXO支持のプラカードが残されており、対立の悲惨さを物語っている。（翻訳・編集/岡田）