中国人観光客のマナーの悪さが問題に、中国大使が対策に乗り出す姿勢―マレーシア紙

Record China    2019年11月25日(月) 19時30分

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25日、環球時報は、マレーシアを訪れる中国人観光客のマナーの悪さが取り沙汰されており、現地の中国大使館がルールづくりを進める姿勢を示したとする、現地メディアの報道を伝えた。写真はマレーシア。

2019年11月25日、環球時報は、マレーシアを訪れる中国人観光客のマナーの悪さが取り沙汰されており、現地の中国大使館がルールづくりを進める姿勢を示したとする、現地メディアの報道を伝えた。

記事は、マレーシア紙マレー・メールの24日付報道を引用。白天(バイ・ティエン)駐マレーシア中国大使が先日「一部の中国人がマレーシアで現地の習慣を尊重しない行動をとったとのクレームが寄せられた」と明かしたうえで、観光客として同国を訪れる中国人の行動について規範化を行うとの考えを示したと伝えている。

白大使はまた、過去に起きた事例として、中国人観光客が現地のモスクで柵の上に登りセクシーダンスをする様子を撮影したことを挙げ、マレーシア当局がこの件について対処を行ったと紹介。「マレーシア当局の行動は正しいものであり、われわれもわが国の観光客に現地での行動に留意するよう促す」と語ったという。

マレーシア観光局の統計によれば、中国人は現地を訪れる外国人観光客のなかで3番目に多く、2018年には294万4133人が訪れたという。また、観光客の総消費額では外国人観光客中2番目で、昨年は123億リンギット(約3200億円)を現地で消費した。今年は上半期現在で約156万人の中国人観光客が現地を訪れ、約71億リンギット(約1800億円)を消費している。(翻訳・編集/川尻

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