Record China 2013年9月3日(火) 12時30分
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2日、韓国では福島原発の放射能漏れが原因で、消費者の間に海産物を敬遠する動きが広がっている。日本産の魚の輸入禁止要求や放射線量検査の徹底を求める声も上がっている。資料写真。
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2013年9月2日、韓国紙・中央日報によると、韓国の消費者の間に日本産の魚を敬遠する動きが高まっている。環球時報(電子版)が伝えた。
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中秋節を控えて、ソウル市内の鷺梁津(ノリャンジン)水産市場は閑散としている。普段なら平日でも客があふれている寿司屋も閑古鳥が鳴いている。水産市場で働く業者は「福島原発の放射能汚染水が海に流出したという報道があって、客が半分に減った。政府が安全を保証しても、われわれが産地を表示しても、客は来ない」と嘆く。
他の業者も「テレビカメラが市場に来る客を捕まえては、『心配じゃないですか?』と聞いてくる。そんなことをするから、客が逃げるんだ。政府が確認している数値を公開するか、日本からの魚をすべて輸入禁止にしないと、状況は改善しない」と不満を露わにしている。
韓国の政府関係者は「政府ができることはすべてやっている」とコメント。韓国海洋漁業部の報道官も「すべての魚を検査していたら、時間がかかり過ぎて腐ってしまう。日本から輸入される魚の検査を強化する予定だが、全面的な輸入禁止措置は貿易戦争を引き起こしかねないため不可能だ」と語っている。(翻訳・編集/本郷)
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