Record China 2019年12月1日(日) 8時20分
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28日、韓国・ニュース1は、「京畿道の小学校で栄養士と調理員のけんかが原因で全校児童約1600人に給食が提供されなかった」と伝えた。資料写真。
2019年11月28日、韓国・ニュース1は、「京畿道の小学校で栄養士と調理員のけんかが原因で全校児童約1600人に給食が提供されなかった」と伝えた。
京畿道議会のチャン・デソク議員によると、26日午前、京畿道始興市の小学校で給食室内の施設の使用をめぐり栄養士と調理員の間でけんかが勃発した。この過程で調理員が気を失って病院に運ばれた。しかしその後も謝罪を求める他の調理員らと栄養士の間で言い争いが続き、給食を提供できない事態になったという。
これを受け、学校側は児童らを予定より早く下校させた。学校側は児童の下校前に「給食室の事情で給食を用意できない。これにより授業を短縮する」との内容を保護者にメールで伝えたという。
これに対し保護者らは27日に始興教育支援庁を訪れ、関係者の処分と再発防止を訴えた。ある保護者は「怒りが収まらない。共働き家庭で子どもに昼食を作ってあげられないので、とても頭にくる」と話した。同庁の関係者は「申し訳ない。二度とこのようなことが起きないようにする」と約束したという。
これに韓国のネットユーザーからはさまざまな声が上がっている。事の発端となった栄養士や調理員に対しては、「自分勝手過ぎる」「せめて給食を作ってからけんかして」「1600人もの児童がいるっていうのに、あまりにも無責任だ」「これは栄養士と調理員が悪い。『何か理由があったのだろう』という言葉では済まされない。与えられた責任を全うしてこそ何かを主張する権利がある」など非難の声が上がっている。
また、学校側の対応についても「校長はこの間一体何をしていたの?」「管理者はこうなるまで傍観していたってこと?」「給食室の事情で給食を提供できなかったのなら学校は何か方法を探すべきだったのでは?子どもが急に早退することになっても働いている親はそう簡単に帰れない」など厳しいコメントが寄せられている。
その他に「給食をやめて外部にお弁当を発注するようにすれば?」と提案するユーザーも見られた。(翻訳・編集/長居)
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