韓国の歌手で俳優パク・ユチョンが今月27日、一連の薬物使用騒動から初めて中国入り。到着した上海の空港には、数百人のファンが出迎えに駆け付けた。

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東方神起の元メンバーで、人気グループJYJのパク・ユチョンは今年7月、覚せい剤を使用したとして懲役10カ月、執行猶予2年の有罪判決を受けた。今月、タイで姿を見せて現地でチャリティーイベントも開催したが、続いて27日には上海市の虹橋国際空港から中国入り。薬物使用による有罪判決を受けてから、これが初めての中国訪問となった。

空港に到着したパク・ユチョンは、トレーナーにスエットパンツ、カジュアルなコートに白いキャップとラフなスタイル。なお、空港には到着を聞きつけたファンが数百人も待機して出迎え。ユチョンファンの象徴とされるひまわりの花を手に出迎えるファンの姿も多く見られ、ここ数年スキャンダルが続いたにもかかわらず、今も高い人気を保っていることを示した。

今回の中国入りについては、イベントやライブといった活動予定は発表されておらず、韓国では復帰が困難なことから、まずは中国に活路を求めているのではないかとみられている。

なお、パク・ユチョンの到着を伝える中国メディアの記事には、「何をしに来たのか」「少なくとも執行猶予中はおとなしくしているべき」などと、不快感を示すネットユーザーの声も多い。ニュースメディアの新浪（SINA）では、罪を犯した海外芸能人に中国が“出稼ぎ先”と見られていることについて、「いくら彼らのファンとはいえ、理性やプライドは持ち合わせるべきだ」と苦言を呈している。（Mathilda）