Record China 2019年12月15日(日) 8時30分
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11日、韓国日報が韓国の大気汚染の現状を伝え、ネットユーザーから不安の声が上がっている。写真はソウル。
2019年12月11日、韓国日報が韓国の大気汚染の現状を伝え、ネットユーザーから不安の声が上がっている。
記事によると、韓国の国立環境科学院は11日の韓国全国の粒子状物質(PM)の濃度が、「非常に良い」「良い」「普通」「悪い」「非常に悪い」の5段階のうち「悪い」レベルになると予想した。さらに、首都圏は午前中に「非常に悪い」、その他の地域も一時的に「非常に悪い」レベルに達するとした。
また、粒子状物質の濃度を色に置き換えて視覚化するアプリ「エアービジュアルアース」でも、同日午前5時45分現在で韓国全国の上空は「非常に悪い」レベルを示す赤色で覆われていたという。
韓国の国立環境科学院は「寒さが和らいだ7日から大気が停滞し、その状況で9日から10日にかけて暖かい西風、南西風に乗って中国から流れ込んできた高濃度粒子状物質が韓国の大気の質を悪化させたが、その後に風向きが変わっていない」と説明したという。
これを受け、韓国のネットユーザーからは「本当に深刻だ」「マスクがないと怖くて外出できない」など不安の声が上がっている。また、「中国に何も言えない文大統領のせい」「中国からやって来ているのに、韓国国民の車の使用を制限するという韓国政府って…」「これでも文大統領はまだ老朽化したディーゼル車のせいにするの?」など、政府の政策に不満を示す声も続出している。
その他「空気の質だけは本当に日本がうらやましい」「こんな状況で日本の放射能を批判する韓国政府。コメディーだ」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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