番組収録中に倒れて急死した台湾のモデルで俳優のゴッドフリー・ガオ（高以翔）に、その死を悼むファンから大量の千羽鶴が届けられ、所属事務所では急きょ受け取りの期限を公表する事態となっている。

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ゴッドフリー・ガオは先月27日未明、中国・浙江衛星テレビのバラエティー番組の収録中に倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された。番組の現場管理のずさんさ、緊急搬送時の対応などが明らかになってくると、浙江衛星テレビに向けて世間からは批判が噴出し、怒りの声は現在も続いている。

ゴッドフリー・ガオの遺体は故郷の台湾へ運ばれ、今月15日に台北市内で告別式を予定している。遺体を安置している市内の霊堂にはファンから大量の千羽鶴が途切れることなく届けられているが、所属事務所では9日に中国版ツイッターの公式ページで、袋詰めにして大量に山積みされた千羽鶴や贈り物の写真を公開。あまりにも数が多いため、10日正午までの受付とすることや、間に合わなかった場合は写真に撮って送ってもらい、それを何らかの形で必ず故人に思いを届けると公表している。

今月6日にはファンに向けて1日だけ霊堂を開放し、大勢の人々がその死を悼んで足を運んでいる。生前、最後に公の場に姿を見せたのは、亡くなる4日前に行われた映画アワード・第28回金鶏百花電影節の閉幕セレモニーだったが、この時の写真や動画が公開されると、ネット上では「こんなに元気なのに」と、その死を惜しむ声が多く上がっている。（Mathilda）