Record China 2019年12月10日(火) 11時30分
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9日、中国外交部の公式サイトは、中国が放送した新疆ウイグル自治区の反テロドキュメンタリー映像に関する同部の華春瑩報道官によるコメントを伝えた。
2019年12月9日、中国外交部の公式サイトは、中国が放送した新疆ウイグル自治区の反テロドキュメンタリー映像に関する同部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官によるコメントを伝えた。
9日に開かれた同部の定例記者会見で、「12月5日と7日に、中国国際テレビで新疆の反テロへの取り組みを題材としたドキュメンタリー番組が2本放送され、国内外で注目を集めたが、これまで新疆のニュースに関心を持ち続けてきた西側メディアは意図的に沈黙している。この状況についてどう思うか」との質問が記者から出た。
これに対し華報道官は「いい質問だ」としたうえで、現場の記者に番組を見たかどうか「逆質問」した。記者らが誰一人挙手しなかったのを見た華報道官は「失望した。この状況が、なぜ西側メディアが沈黙し、この件を報じないかという疑問の答えだ」とコメントした。
そして「あなたたちは新疆の問題に大きな関心を持っている。一部のうそつきが新疆の問題で大ぼらを吹くと大いに騒ぐのに、新疆の事実や真相を前にすると腰が引ける。それはどうしてなのか、あなたたちは何が心配なのか、何を恐れているのか」と批判した。
そのうえで「あなたたちが報じようが報じまいが、報じるつもりがあろうがあるまいが、新疆の事実や真相はすべて現地にある。メディアとして然るべき社会的責任を負い、客観的、かつ公正に読者や視聴者に基本的な事実や真相を伝えるべきであり、先入観の植え付けや意図的ミスリードをしてはならない」と述べた。(翻訳・編集/川尻)
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