日本市場に期待する英観光業界、訪日観光客の急増見込む=東京五輪とポンド安で―英メディア

Record China    2013年9月12日(木) 9時50分

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11日、2020年の夏季五輪開催地が東京に決定したため、英国の観光業界は日本への観光客が大幅に増えると予測、増収への期待を寄せている。写真は広島の厳島神社。

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2013年9月11日、2020年の夏季五輪開催地が東京に決定し、英国の観光業界では日本への観光客が大幅に増えると予測し、増収への期待を寄せている。英デイリー・テレグラフ紙の報道をもとに環球時報(電子版)が伝えた。

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実は東京が五輪開催地に決定する前から、日本を訪れる英国人観光客の数は明らかな増加傾向にあった。今年7月末時点での英国人観光客は11万1300人で、前年同期比で22%増加。これは東日本大震災発生前の10万7391人という人数を上回る数字だ。日本政府観光局の職員はこの原因について「地震発生後に情勢を心配してやむを得ず計画を延期していた人たちがかなり含まれているのではないか」と指摘する。

英国からの観光客が増えたもう1つの原因として挙げられるのが、為替レートの問題だ。日本円の対ポンド為替レートは1月時点で1ポンドが約120円だったが、現在は約157円。依然として日本観光は安いとは言えないにしても、より多くの人に受け入れられるようになったとみられる。

英旅行会社インサイド・ジャパンのPRマネージャーを務めるジェームズ・マンディ氏は、日本市場に期待を寄せて次のように語った。

「2011年の震災後、今回の投票結果は東京に対する最大の励ましとなるでしょう。私は2002年に日本で開催されたサッカーワールドカップを観に来た人と同じように、2020年に東京五輪を観に来た人がこの街で全く新たな体験をすることを確信しています」(翻訳・編集/碧海)

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