Record China 2019年12月16日(月) 11時30分
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米エンタメ情報誌「エンターテインメント・ウィークリー」が公開した2019年公開の映画ワースト5で、中華圏の映画人が関わる映画が2本ランクインした。
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タイム・ワーナー社傘下が発行し、エンタメを網羅する「エンターテインメント・ウィークリー」がこのほど、今年公開された映画からベスト10、ワースト5をそれぞれ発表したもの。ワースト5部門では、台湾出身のアン・リー(李安)監督と俳優ウィル・スミスがタッグを組んだ「ジェミニマン」が2位に、中国の女優チャン・ツィイー(章子怡)や渡辺謙が出演した「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が3位に選ばれた。
「ジェミニマン」は、米映画レビューサイト「ロッテントマト」でも好評価がわずか25%に。画期的な映像技術を導入し、1億3800万ドル(約151億円)の制作費が投じられたが、損失額は6000万ドル(約66億円)とも報じられている。「ゴジラ」についても米国での興行収入は、1億1000万ドル(約120億円)にとどまった。
なお、今年のワースト1に選ばれたのは俳優マシュー・マコノヒー主演のスリラー映画 「セレニティー: 平穏の海」だった。4位はクライムサスペンス映画「ザ・キッチン」、5位は“ディズニーの実写映画”のくくりで、「アラジン」「ダンボ」「ライオンキング」が選ばれている。
ベスト10部門では、今年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が1位に選ばれた。2位はクエンティン・タランティーノ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」、3位はスカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバー主演の「マリッジ・ストーリー」が選ばれている。(Mathilda)
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