Record China 2013年9月14日(土) 17時10分
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13日、人気アーティストのジェイ・チョウのコンサートで、アジアの歌姫テレサ・テンの姿が復活。まるで本人のようなデュエット姿が話題になっている。
2013年9月13日、人気アーティストのジェイ・チョウ(周杰倫)のコンサートで、アジアの歌姫テレサ・テンの姿が復活。まるで本人のようなデュエット姿が話題になっている。中国時報が伝えた。
今月7日、ジェイ・チョウのワールドツアー「魔天倫世界巡迴演唱会」の台北アリーナ公演が行われ、ここで大きなサプライズが登場。1995年に急逝したアジアの歌姫、テレサ・テンの姿が4D技術で再現され、時空を超えたデュエットが実現した。会場にいた1万5000人の観客を驚かせ、その歌声に誰もが酔いしれた。
このテレサ・テンの姿は、ハリウッドの大手VFX製作会社デジタル・ドメイン・メディアが手がけたもの。同社はジェームズ・キャメロン監督らが共同で設立し、「タイタニック」や「アイアンマン」「トランスフォーマー」といった人気作を手掛けている。台湾メディアによると、ジェイ・チョウがテレサ復元に注ぎ込んだ金額は1億台湾ドル(約3億3000万円)。デジタル・ドメイン・メディアが3カ月がかりで完成させたものだという。
コンサートのステージでは、テレサの名曲の一つ「[イ尓]怎麼説」をはじめ、ジェイのヒット曲「紅塵客桟」および「千里之外」が2人のデュエットで披露された。
今年はテレサの生誕60周年に当たる。テレサの実兄が代表を務める「財団法人テレサ・テン文教基金会」では来月1日、北京人民大会堂で記念コンサート「追夢−永遠のテレサ・テン」を開催予定。当日はテレサの幻の未発表曲「清平調」が披露される予定だ。(翻訳・編集/Mathilda)
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