新型コロナでサプライチェーン混乱、サムスン、スマホ用部品を中国からベトナムの工場へ空輸―中国メディア

RecordChina    2020年2月20日(木) 8時20分

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18日、中国メディアの金十数据は、韓国のサムスン電子が、新型コロナウイルスによるサプライチェーンの大混乱に対処するため、中国からベトナムの工場までスマホ用電子部品の空輸を始めたと報じた。資料写真。

2020年2月18日、中国メディアの金十数据は、英紙フィナンシャル・タイムズの17日付報道を引用し、韓国サムスン電子が、新型コロナウイルスによるサプライチェーンの大混乱に対処するため、中国からベトナムの工場まで最新のGalaxyスマートフォン用の電子部品の空輸を始めたと報じた。

金十数据はまた、「サムスンは昨年9月、中国国内にあった最後のスマホ工場を閉鎖した」とし、「サムスンは、ベトナムの安い労働力を利用して生産コストを削減し、それによって利益率を高めるつもりだった。だが中国からの部品供給が滞っていることに加えて、ベトナム国内には中国ほどのサプライチェーンの実力がないため、ベトナム工場の弊害が現れてきている」とした。

そして、「資料によると、サムスンのスマホの約67%はベトナムのバクニン省とタイグエン省にある工場で生産されている。一方、韓国のLGエレクトロニクスも同様の問題を抱えているが、同社はまだ在庫問題に直面していないとしている」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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