2013年9月18日、香港商報の報道によると、中国一の富豪に選ばれたこともある、中国飲料メーカー大手・娃哈哈（ワハハ）の創始者、宗慶後（ゾン・チンホウ）氏は、先週金曜日の早朝、自宅付近で何者かに刃物で切り付けられ、左手の指4本の腱に損傷を受けた。医療関係者は、宗氏のけがは手術後にリハビリを行えば障害が残ることはないと話している。

【その他の写真】

事件の詳細については現在も調査が行われているが、一部では、今回の事件が強盗ではなく報復によるものとみる人がいる。というのも、現在ワハハのグループ企業の1つである、娃哈哈商業公司の運営がうまくいっておらず、同企業の代表取締役を除くすべての管理者が停職の状態だという。同企業と事件の関連性は定かではないが、中国の富豪を代表するほどに有名な宗氏とあって、さまざまな憶測が飛び交いそうだ。（翻訳・編集/内山）