Record China 2019年12月25日(水) 11時30分
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台湾紙が公開した2019年の「最も稼いだ映画」は「アベンジャーズ/エンドゲーム」となり、「最も損した映画」には台湾出身のアン・リー監督の「ジェミニマン」の名前も挙がっている。
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台湾紙が公開した2019年の「最も稼いだ映画」は「アベンジャーズ/エンドゲーム」となり、「最も損した映画」には台湾出身のアン・リー(李安)監督の「ジェミニマン」の名前も挙がっている。
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台湾の日刊紙・聯合報が今年の映画市場を振り返り、「最も稼いだ映画」と「最も損した映画」を報じたもの。最も成功したのは米ヒーロー映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」で、製作費3億5600万ドル(約389億円)を投じ、全世界での興行収入は約28億ドル(約3060億円)に。実に7倍の金額を稼ぎ出したことになる。
今年下半期の奇跡的なヒット作となったのが、DCコミックスの悪役ジョーカーを描いた映画「ジョーカー」。製作費は5500万ドル(約60億円)だったが、全世界の興行収入が10億ドル(約1094億円)を突破し、比率から見ると「アベンジャーズ/エンドゲーム」をはるかに上回るヒットとなった。
このほか、ルピタ・ニョンゴ主演のホラー映画「Us/アス」、キアヌ・リーヴス主演のシリーズ3作目「ジョン・ウィック:パラベラム」、英ミュージシャンのエルトン・ジョンの半生を描く「ロケットマン」などが、今年の稼いだ映画の代表となっている。
「最も損した映画」でまず名前が挙がったのが、シリーズ35周年記念作となったSFアクション映画「ターミネーター:ニュー・フェイト」。こちらは製作費に約2億ドル(約220億円)が投じられたが、全世界での興行収入は2億6000万ドル(約284億円)にとどまった。
アン・リー監督と俳優ウィル・スミスがタッグを組んだSFアクション映画「ジェミニマン」も、今年の損した映画の代表的な一作に。120fpsおよび4K/3Dの高規格で撮影された話題作だが、脚本は約20年前に練られたもので、現在ではすでに新鮮さを失っているとも指摘されている。(Mathilda)
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