薄熙来被告裁判、22日に判決=懲役15年以下の可能性も―香港紙

Record China    2013年9月20日(金) 13時5分

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18日、収賄・横領・職権乱用の容疑で逮捕された中国・重慶市元トップ、薄熙来被告の判決が22日に言い渡される見込みであることがわかった。

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2013年9月18日、中国・山東省済南市中級人民法院は、収賄・横領・職権乱用の容疑で逮捕された中国・重慶市共産党の元トップ、薄熙来(ボー・シーライ)被告の第一審判決を22日に言い渡す見込みであることがわかった。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが伝えた。

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薄熙来被告の汚職事件は中国共産党にとって史上最大の政治スキャンダルだ。薄被告に近い筋の話によると、同被告は有罪判決が下された場合、控訴する可能性が高いという。済南市中級人民法院は先月に5日間連続で公判を開き、26日に結審。今年64歳の被告は公判中、すべての容疑を一貫して否認し、「検察側の陳述の99%は自分と無関係だ」と主張し、時には挑発的な態度も見せていた。

検察側の主張では、薄被告が収賄及び横領した額は2700万元(約4億3580万円)。同被告には10年以上の懲役刑が下される見込みだが、死刑という極刑判決の可能性もある。検察側は同被告に反省の様子が全く見られないとの理由で重刑を求めている。だが、薄被告とその妻・谷開来(グー・カイライ)受刑者に近い関係者によると、懲役15年以下の実刑判決に収まる可能性もある。

薄被告は公判で、妻の谷受刑者と重慶市の副市長兼公安局長だった王立軍(ワン・リージュン)受刑者が「一種の特別な関係にある」と示唆している。両受刑者は公判で薄被告に不利な証言をしていた。(翻訳・編集/本郷)

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