1メートルの木板に美しき肉、肉、肉?ミシュランプレート店で北京名物「しゃぶしゃぶ」!

フライメディア    2019年12月28日(土) 16時40分

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今回は、ミシュランプレートに選ばれたしゃぶしゃぶ人気店「羊大爺涮肉(麦子店西街)」を紹介する。

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北京グルメと言えば、真っ先に思い浮かぶのが「北京ダック」だと思うが、実は、地元の北京っ子に愛されているご当地グルメがある。それが「涮肉(しゃぶしゃぶ)」だ。特に厳しい寒さを迎える北京で、冬の定番「涮肉(しゃぶしゃぶ)」は老若男女を問わず大人気で、市内にも名店が数多く点在している。 

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その中で、今回は、2019年11月28日、発表された「米其林指南(ミシュランガイド)北京2020」で“ミシュランプレート(米其林餐盤)/ Michelin Plate)”に選ばれた人気店「羊大爺涮肉(麦子店西街)」を紹介する。ちなみに、“ミシュランプレート”とは、ミシュランの基準を満たした料理であることの認定だとか。

店内に入り、メニューを見ると、確かにその芸術的美しさにため息が漏れる。メニューは展示されているのだが、とりわけ、お肉サンプルが美しすぎてお見事!と言いたくなるほど。木板の長さがお肉の量になるのだが、一番長い木板で1メートルある。ここの名物メニューは、この1メートルの木板を使った「一米板(1メートル板)」シリーズ?!中国最大の口コミサイト『大衆点評』でも「手切鮮羊上脳一米板」や「羊肉筋一米板」などが上位おすすめにあがっている。展示メニューを見ているだけで、早くもヨダレが出てきそうな勢いだ。

このレストランのもう一つの特徴が、ユニークな注文方法。テーブルにメニューがなく、また今流行のモバイル注文でもない。店頭に展示された料理やドリンクのサンプルの前に置かれたチップを取り、テーブル番号と一緒にスタッフへ渡し、注文するしくみだ。

鍋のスープもつけだれも、チップを取って注文する“チップ”制。時々、他のお客が戻したチップが別の具材のものと混ざっていたりするので、サンプルとチップがあっているか確認する必要があるところも「中国あるある」でご愛嬌。

さて、「涮肉(しゃぶしゃぶ)」のメインとなる羊肉。薄くきれいにスライスされたお肉が「一米板(1メートル板)」にのって登場すると、外の寒さなど忘れ、一気にテンションがあがる。羊肉は新鮮なので、苦手な人にもぜひトライしてほしいほど、独特の臭みもなく、あっさりと食べやすい。そのほか、白菜をはじめ、豆腐、春雨、湯葉などの定番具材も豊富にそろっている。

つけだれは味が濃いゴマベース。ネギやパクチーなどの薬味を好みで入れる。可愛い羊が描かれたつけだれがまたSNS映えするので、写真を撮ったり、食べたりと慌ただしいが、目で見て楽しみ、舌でさらに味わえる具材にはまり、リピーターになること間違いなし。行列ができる人気店だが、多くのお客に支持されているのもうなずける。

寒さは厳しいが、冬の北京を訪れるならば、本場で味わう「涮肉(しゃぶしゃぶ)」は格別!絶対はずせないオススメの絶品グルメだ。

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