瀕死のやけど事故から間もなく3年=S.H.EのSelina、病院の守秘に感謝―台湾

Record China    2013年9月24日(火) 13時0分

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23日、台湾の人気ユニットS.H.EのSelinaが、大型総合病院による「守秘義務キャンペーン」のイメージキャラクターに選ばれ、記者会見に出席した。

2013年9月23日、台湾の人気ユニットS.H.ESelinaが、大型総合病院による「守秘義務キャンペーン」のイメージキャラクターに選ばれ、記者会見に出席した。NOWnewsが伝えた。

Selinaは2010年10月、上海市でドラマ撮影中に火薬の爆発事故に遭遇し、体の約半分にやけどを負った。一時は生命の危機も伝えられたが、順調に回復して昨年からは芸能活動も再開している。事故直後、台湾に緊急搬送された彼女が運ばれたのが、総合病院・長庚医院の総本部だった。そのような経緯もあり、同医院がポリシーとする守秘義務を世間に周知するキャンペーンで、Selinaがイメージキャラクターに選ばれ、23日に行われた記者会見に登場した。

Selinaによると、同院で入院治療を行った約3カ月間、患部の写真はおろか治療の進行具合さえメディアには一切漏れることがなかった。彼女の痛々しい写真を撮ろうと記者らがやっきになっている中、同院が完全に守り抜いてくれたことに感謝しているという。退院後、入院期間中の自分に関する報道を家族に見せられたが、どれも勝手な憶測に基づくデマばかり。「このことからも、病院がいかに守秘義務を徹底してくれていたかが分かった」と語っている。

また、医療スタッフの職務意識も素晴らしく、ささやかなお礼の品を贈ろうとしても受け取り拒否されたという。この日の会見でかつて入院していた施設を再訪することとなったSelinaだが、当時の記憶が一瞬でよみがえった様子で、終始涙を見せっぱなしだった。彼女の下半身は、皮膚移植したために今もボディスーツで覆われており、間もなく3年を迎える事故のダメージの大きさを感じさせる。(翻訳・編集/Mathilda

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