Record China 2007年5月4日(金) 7時7分
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2007年5月3日、中国農業部漁業局の統計によると、中国全国で重点保護が必要な水生野生動植物は400種を超えた。なかでも揚子江カワイルカや中華チョウザメは絶滅の危機に瀕している。
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2007年5月3日の中国農業部漁業局の統計結果によると、中国全国で重点保護が必要な水生野生動植物が400種を超えたことが判明した。
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漁業局幹部の話では、中国各地での水利水電開発や湖水造成、道路・水路の交通網の整備などが、多くの水生野生動植物の生息場所を奪う結果となったという。これら自然環境の破壊により、動植物の繁殖の場所は失われ、エサを求めて回遊するルートも断たれてしまった。***
同時にこれら貴重な水生野生動植物の保護に関する法律の整備がいまだ不十分で、罰則規定もあいまいなため、水生野生動植物の違法経営・違法販売・違法捕獲があとを絶たないという。「建設重視、自然保護軽視」現象が地方で多く見られることや、希少なこれら動植物を高級食材として珍重する一部の人間にも問題があるとしている。
漁業局幹部は、今後早急に法律を整備するとともに、これら水生野生動植物の自然保護区をつくると発言。同時に国民に自然環境と水生野生動植物の保護を呼びかけていくという。
(翻訳/編集本郷智子)
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