Record China 2020年1月6日(月) 11時0分
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5日、中国メディアの環球網は日本の報道を基に、日本政府が航空自衛隊を「航空宇宙自衛隊」に改称する準備を進めていると伝えた。写真は航空自衛隊サイトより。
2020年1月5日、中国メディアの環球網は日本の報道を基に、日本政府が航空自衛隊を「航空宇宙自衛隊」に改称する準備を進めていると伝えた。中国のネット上では反響が寄せられている。
記事は、日本の報道として、日本政府が1954年の航空自衛隊創設以降初めてとなる改称の準備を進めており、「航空宇宙自衛隊」とすることで宇宙空間を防衛領域の一部分として明確化し、その防御能力、制御能力の強化を目指すと伝えた。
そして、改称の時機は2021年を目標とし、現在約4万7000人いる航空自衛隊員のうち、各種警戒監視任務の無人化によって発生する約3割の余剰人員が宇宙分野の任務に回る見込みだとしている。
記事は、日本政府が今年20人規模の「宇宙作戦隊」を発足させ、23年には人員を120人に拡充し、26年ごろには疑わしい衛星などを監視する衛星の発射を目指していること、安倍晋三首相が昨年9月に自衛隊幹部の会議にて「航空宇宙自衛隊は夢の話ではない」と語っていたことを紹介した。
航空自衛隊改称の動きについて、中国のネットユーザーは「アニメ感がものすごい」「任務は宇宙人の侵略を防ぐこと?」「ウルトラマンを連れてきたらいいんじゃない?」「宇宙戦艦ヤマトじゃないか」といった声を寄せた。また、「航空宇宙自衛隊」という名称について「日本は宇宙をすべて自国のものと考えているから『自衛』と主張するのだろう」との声や、「空と宇宙を一体化させた軍備は未来の大きなトレンドになる。わが国もきっとひそかに開発しているはずだ」といった声も上がっている。(翻訳・編集/川尻)
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