韓国、米イランの緊張エスカレートで大きなジレンマ―中国メディア

Record China    2020年1月6日(月) 18時40分

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6日、環球時報は、米国とイランとの緊張が高まる中で、ホルムズ海峡への派兵をめぐって韓国が大きなジレンマにさいなまれていると報じた。写真はホルムズ海峡。

2020年1月6日、環球時報は、米国とイランとの緊張が高まる中で、ホルムズ海峡への派兵をめぐって韓国が大きなジレンマにさいなまれていると報じた。

記事によると、米軍による空爆でイランのソレイマニ司令官が死亡してから両国の緊張が高まり続けるなか、韓国・聯合ニュースは6日に「米国によるホルムズ海峡合同巡航の要求を承諾するか否かで、韓国政府は現在ジレンマに陥っている」とし、現状で韓国がホルムズ海峡に派兵を行えばイランとの関係が悪化し、戦争に巻き込まれる可能性さえあると報じた。

また、韓国政府関係者は5日に「政府は中東情勢を注視するとともに、さまざまな方面から米国によるホルムズ海峡合同巡航の要求を検討している」と発言。記事は「派遣が行われる場合は、現在アデン湾に派遣されている海外派兵部隊・青海部隊がホルムズ海峡に赴く可能性が高いとの見方が大勢を占めている」とした。

そのうえで、「米国はホルムズ海峡合同巡航の問題で韓国などの同盟国にさらなる圧力をかける可能性がある。イランも外交努力によって米国が影響力を発揮することを阻止しようとしており、この状況のなかで韓国はますます大きなプレッシャーを感じている」という外交筋の分析を紹介した。(翻訳・編集/川尻

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