中国食品の安全問題、「警戒」を継続すべき=米農務省の規制緩和措置に反発―米メディア

Record China    2013年9月26日(木) 7時20分

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23日、米農務省が8月末に中国産鳥肉に対する規制を緩和したことで不安が広がっている。写真は中国江蘇省の養鶏場。

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2013年9月23日、米華字メディア・多維新聞によると、食品安全性はどの国でも関心の対象だが、米農務省が8月末に中国産鳥肉に対する規制を緩和したことで不安が広がっている。米国市場に流通する中国製食品に対する監視と警戒を継続すべきだと指摘する声が上がっている。

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チャールズ・シューマー上院議員は15日、中国に関する談話を発表し、中国における食品安全性の記録が極めて不十分だと指摘。鳥インフルエンザなどの影響がある中国産鳥肉も含め、中国から輸入された食品が安全ではないという具体例を挙げた。

米農務省は8月末から中国産鳥肉に対する規制を緩和し、一定条件を満たした中国産鳥肉の輸入を認め、家禽加工工場4社の製造する肉類製品を米国に輸入することを認可したが、これをきっかけにシューマー議員や一般市民の間から不安の声が上がっている。農務省の決定を受け、米国、カナダ、チリの3カ国の養鶏業者が中国の工場で加工、食材として逆輸入するようになった。

消費者の多くは鳥肉がどこから来たのかわからず、定期的に中国の加工工場を抜き打ち検査すべきであり、消費者も知る権利を持ち続ける必要がある。中国で生産された鳥肉で安全性が確保されたものにはラベルで明示すべきだと指摘されている。(翻訳・編集/岡田)

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