Record China 2020年12月12日(土) 21時20分
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中国メディアの北京日報は12日、「韓国の“悪魔”が出所、獄中の仲間が不安な情報を漏らす」と題する記事を掲載した。
同日早朝、12年間服役していたチョ・ドゥスン受刑者が刑期満了で出所した。チョ元受刑者は当時8歳の女児を誘拐して性的暴行を加え、下半身に障害が残るほどの重傷を負わせた。この事件は「ナヨン事件」と呼ばれ、映画化されるなど、韓国社会に大きな衝撃をもたらした。
また、前科18犯で、獄中でも「出所したら被害者家族の家の近くに住む」「(出所したら)必ず被害者に会う」などの考えを示し、世間を恐怖に陥れた。チョ元受刑者の出所は中国でも大きな注目を集めており、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)と大手ポータルサイト・百度のランキングでいずれも1位になった。
記事は、韓国JTBCの報道を引用して、チョ元受刑者の獄中での仲間が「彼は68歳だが1時間で腕立て伏せを軽く1000回はこなす」「同居した経験から言って、彼は絶対に反省していない。監視カメラの電子音に何度も『興奮する』と言い、いかがわしい行為をしたこともあった」と語ったことを紹介。また、過去に担当刑事に対して「刑務所で体を鍛えておく。出所を待っていろよ」と話していたことも伝えられている。
韓国・聯合ニュースの報道によると、京畿大学の犯罪心理学研究者はチョ元受刑者の再犯確率を「76%」と推定している。(翻訳・編集/北田)
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