Record China 2020年2月19日(水) 21時50分
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18日、韓国・中央日報によると、大韓医師協会が「韓国政府による新型コロナウイルス感染症の1次防疫は失敗だった」と指摘した。韓国の仁川空港。
2020年2月18日、韓国・中央日報によると、大韓医師協会が「韓国政府による新型コロナウイルス感染症の1次防疫は失敗だった」と指摘した。
大韓医師協会は同日、ソウル市内で緊急記者会見を開いた。最近、新型コロナウイルス感染が確認された29~31人目の患者について、「疫学的なつながりは確認されず、感染経路が不明な典型的な地域感染の事例と疑われる」と指摘した。
協会によると、これまでに陽性判定が出た28人は、11人が「中国や第三国で感染した1次感染者」、12人が「陽性判定患者の知人や接触者による2次感染者」、5人が「2次感染者と接触した3次感染者」だという。
しかし新たに感染が確認された3人は海外渡航歴がなく、これまでの陽性判定患者との接触も確認されていないため、感染源が特定できていない。
協会は「地域感染拡散の根拠が積み重なってきている」「汚染地域への旅行、感染者との接触の有無に関係なく、社会のどこでも感染を疑わねばならない状況が目前に来ているという意味だ」と懸念を示し、「地域社会での感染を防ぐ1次的防疫は失敗だったと判断できる。これまでの戦略の全面的な修正が必要だ」と提言。早急に官民協議体を構成すること、入国制限措置を中国全土に拡大することなどを求めたという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「世界中が称賛している防疫対策を失敗呼ばわりとは」「どういう団体なのか疑わしい。世界は韓国を称賛しているのに」「政府は検疫をしっかりやっている。感染者が少し増えたからって、しゃしゃり出てくるな」「不安と恐怖をあおっているだけ」「日本のメディアは、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に防疫を学べと言ってたぞ」など、記事と協会側を批判する声が多く寄せられている。
その他「でも中国人の入国禁止はすべきじゃないか」「ある程度の共感はできるが、ウイルスの特性上、中国からの入国を止めたからって解決はできない。日本もすでに地域感染が疑われているのに、日本はなぜ入国制限しないんだ?」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)
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