中国初の国産旅客機ARJ21の納入が再延期=大型旅客機開発スケジュールにも影響―米メディア

Record China    2013年9月27日(金) 8時31分

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25日、中国初の国産ジェット機ARJ21の納入が再延期され、ボーイングとエアバスの独壇場に挑む中国の志が再びくじかれる形となった。写真はARJ21。

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2013年9月25日、中国初の国産ジェット機ARJ21の納入が再延期され、ボーイングとエアバスの独壇場に挑む中国の志が再びくじかれる形となった。ボイス・オブ・アメリカが伝えた。

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ARJ21は中国が初めて国際基準に基づいて生産し、知的財産権を有する地域路線用ジェット旅客機で、タービンエンジンを搭載している。初期の計画では2007年に納入される予定であったが、その後2013年末に延期されていた。製造を担当する中国商用飛機有限公司によると、ARJ21の納入は2014年中頃にまでずれ込むという。

中国商用飛機は納入延期の理由が「設計、製造、商用ジェット機の認証での経験不足」にあるとしている。関係者によると、さらに大型の旅客機C919の開発計画にも影響するという。

C919はボーイング737、エアバスA320に匹敵する174の座席を有する。AP通信は、米連邦航空局はARJ21が認証を取得するまでは中国が大型旅客機を完成させることはないだろうと伝えている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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