地下鉄でせき込み「僕から離れて!」、韓国で“肺炎感染者”と偽る映像に批判続出

Record China    2020年2月6日(木) 12時20分

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5日、韓国・JTBCによると、ある韓国人男性ユーチューバーが人の集まる場所で「新型コロナウイルス感染者」と偽る映像を公開し、物議を醸している。写真はソウルの地下鉄。

2020年2月5日、韓国・JTBCによると、韓国人男性ユーチューバーが人の集まる場所で「新型コロナウイルス感染者」と偽る映像を公開し、物議を醸している。

記事によると、映像で男性は、大勢の市民らが乗る地下鉄の車内で突然せき込み、「みなさん、僕は武漢から来ました。僕は肺炎にかかっています。僕から離れてください!」と叫んだ。市民らが驚いた表情を浮かべると男性は走ってその場から離れ、カメラに向かって「降りました。みなさん!僕は正常です!誰も僕があの地下鉄でおかしなことをしたとは気付かないでしょう」と話したという。

男性は別の映像でも繁華街で自身を「感染者だ」と偽り、その場に倒れ込む演技まで見せたという。

さらに、「目撃者らに通報されたが、訓戒処分を受けただけだった」と得意げに話し、自身の映像には「広告収益が付加されている」としてさらに関心を持つよう呼び掛けたという。

映像を見た韓国のネットユーザーからは、「本当に迷惑だ」「行動が幼稚過ぎて目を疑った」「子どもたちがまねしたら困る」「望み通り感染者に認定してあげて、病院に隔離しよう」「中国だったら死刑に処されているかもしれない。韓国に生まれたことを感謝すべきだ」「ただちに処罰してほしい。金に目がくらんだユーチューバーだ」など批判の声が続出している。

記事によると、韓国では虚偽事実を掲載したり、市民の恐怖心をあおったりする行為は業務妨害や軽犯罪法違反に該当する可能性がある。韓国警察は現在、男性に対する捜査を検討しているという。(翻訳・編集/堂本

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