初のポスタービジュアルが公開され、年内の上映が明らかになった中国映画「北京晩9朝5」だが、同作で監督を務めた俳優ジェイシー・チャン（房祖名）の名前が一切伏せられていると中国の日刊紙が報じている。

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9日に初のポスタービジュアルが解禁となった「北京晩9朝5」は、2018年1月にクランクアップ後、長らく公開時期が未定だった作品。大都会の北京で夢を追いかけて奮闘する若者たちを描くもので、台湾の俳優チェン・ボーリン（陳柏霖）と女優アンバー・クオ（郭采潔）が主演し、ジャッキー・チェン（成龍）、エリック・ツァン (曾志偉)、ニコラス・ツェー(謝霆鋒)といった豪華な顔ぶれが友情出演している。

日刊紙・新京報では、公開されたポスタービジュアルに、同作でメガホンを執ったジェイシー・チャンの名前が記されていないことを報道。なお、ジェイシー・チャンはジャッキー・チェンの長男で、2014年夏に大麻使用が明るみに出て、北京市公安局に身柄を拘束された。芸能界への本格復帰には至っていないが、2017年には映画監督として処女作に挑むと報じられていた。

ポスタービジュアルには、ジャッキー・チェン主演映画「ポリス・ストーリー/REBORN」（2018年）でメガホンを執ったレオ・チャン（張立嘉）監督が、プロデューサーとして筆頭に記されているが「監督」は不在。映画情報サイトの時光網では、監督の欄にジェイシー・チャンの名前が確認できる。(Mathilda)